キャッシュバックにかかる税金の取扱い
キャッシュバックにかかる税金の取扱いは、かなり微妙です。キャッシュバックの内容などにより取扱が変わります。
まず、取引高に応じてキャッシュバックされる場合は、雑所得になります。FXの所得を事業所得として申告していれば、事業所得となります。これは、ほぼ確定的です。
雑所得であれば、店頭FXの所得がマイナスの場合は、相殺することができます。
次に、口座開設のみ、または、口座開設と入金のみでキャッシュバック
される場合は、一時所得または、雑所得になります。これは少し微妙です。
一時所得とは、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得及び譲渡所得以外の所得のうち、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の一時の所得で労務その他の役務又は資産の譲渡の対価としての性質を有しないものを言います。
雑所得とは、どの所得にも該当しない所得を言います。
法律から言えば、FXだけで生計を立てている場合は、営利を目的とする継続的行為から生じた所得に該当し雑所得になると思われます。
FXを継続的に行っている場合も、営利を目的とする継続的行為から生じた所得に該当し、雑所得に該当するものと思われます。ただ、一時所得にしておいても特に問題がないような・・・
FX会社から発行される年間損益計算書で、ある程度どちらになるか区別しているようですので、年間損益計算書に従いましょう。
一時所得であれば、他の一時所得(懸賞の賞金、競馬の払戻金やお金を拾った時の報労金等)と合算して、50万円までは課税されません。
口座開設のキャッシュバックは全て一時所得にしておいても、あまり問題にならないかもしれませんが、見解によって変わってくる可能性がありますので、気になる方は、お近くの税務署にお問い合わせください。
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