税金を減らすには②
「所得税を減らすには①」で説明しましたが、
各種所得の金額の合計を小さくすると、所得税は少なくなります。
所得税の計算は、所得を10種類に区分するところから始まるのですが、
これは所得がどれに該当するかで、
その所得金額を計算する方法が異なるためです。
10種類の所得をそれぞれ計算し、それらが合 計されます。
10種類の所得とは、
利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、
退職所得、山林所得、譲渡所得、一時所得、雑所得
となります。
(10種類の所得
をより詳しく)
各種所得の金額の合計を小さくする1つの方法が、この所得区分を意 図的に変更させることです。
それぞれの所得の計算方法が異なるため、
より有利な所得区分になるように変更させます。
通常個人で、取引しているFXの所得は、
雑所得(店頭FX) か 先物取引に係る雑所得等(くりっく365)
に該当します。
FX取引を行う会社を設立することで、この所 得区分を変更させることができます。
会社設立により、
給与所得、退職所得、配当所得
に変更させることができます。
会社が配当を出すということは、
会社で利益を出さなければならない(法人税がかかってしまう。)
ので、給与所得か退職所得になるようにします。
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税金を減らすには、どうすればいいのだろう? 計算式が分かれば算数です。
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