退職所得②

退職所得①を読まれて、退職金を出すなら、
会社で利益をださなければだめじゃないかと
気付いた方もいるのではないでしょうか?

通常、会社で利益を出さなければ、退職金を出せません。

そこで、よく中小企業ですと、積立型の生命保険を利用します。

生命保険は契約によりますが、
支払った時に経費になるものがあります。

会社の税金(法人税)は、わかりやすく言うと、
収入- 経費 に税率を乗じて、税金が計算されますので、
保険料を支払うと支払った年の税金は減少します。

積立られた保険料は、何年かすると、
掛金より多く戻ってくるものがあります。

解約時に、積み立てられた保険料が戻ってきたときに、会社では収入となります。
その収入を資源として、退職金を支払うのです。

退職金は経費になりますので、その年の法人税も増加しません。

ほとんど意味ないかもしれませんが、積立型ですので、
FX投資で失敗した場合の保険にもなります。

このように節税のための保険もありますが、受取人を会社にするなど
契約の際に気をつけなければなりません。

保険の税制は、複雑となっておりますので、専門家にご相談ください。

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