FXの損失の取扱い(法人の場合)

個人の場合の損失の取扱は、

店頭FX

 他の雑所得とだけ相殺できる
 翌年以後は繰り越せない

くりっく365

 他の先物取引とだけ相殺できる
 翌年以後3年間損失を繰り越せる

となっております。

一方、法人の場合は、
損失を、その他の利益との相殺できます。

くりっく365で取引をしなくても大丈夫です。

また、相殺しても損失が残った場合は、
7年間繰り越すことができます。
一度損失が出た場合は、
7年間は、発生した損失翌年以後に発生した利益
相殺することができるのです。

法人成りのメリットの1つですが、
FXで会社設立をする場合、
損失が出ることを想定して会社設立をさせるのは、
あまりお勧めできません。

損失が出るような投資では、
ギャンブルとほとんど変わらないからです。

しかし、店頭FXの損失最大7年間繰り越すことができるのが、 FXで法人化した場合の最大のメリットかもしれません。

一時的に損失が出たとしても、ある程度の期間で見れば
安定してFXで利益を出せることが
会社設立により得をするための前提となります。

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